神経〆セラピーとは
「HSP神経〆セラピー」はHSP神経〆りょう(宇賀神亮)が開発したオリジナルメソッドです。
「神経〆」とは、もともとは魚の鮮度を保つために仮死状態にする技術のことですが「HSP神経〆」には自律神経へのアプローチによって神経を鎮めたり、耐性領域を育みレジリエンスを高めたりするという意味があります。
サラリーマン時代、自殺未遂をしたときに出た言葉「本当は自分の人生を生きたい!」に導かれ、心理学と出会い、ほどなく心の状態が体に現れることを知って整体を学ぶことになりました。
心と体が一致しているということの大切さを知ったときに初めて、神経学理論としてHSP概念をもっと深く学んでみたいと思いました。
学びながら、どうしたら神経系の動きが安定して穏やかになって許容量が増えていくのか、日常生活の中で実践し続け体感を通して、やっぱり神経へのアプローチがすごく大事だと感じました。
セッションではクライエントの特徴を読み取りながら神経へのアプローチを軸に、心・身体へのアプローチを行います。
「しめる」という言葉には色んな意味があります。
魚の味を引き締めるために、塩、酢、昆布などを使って余分な水分や生臭みを抜くことを「〆る」と言います。余分なものを抜くという意味です。
強く引っ張るとか、ひねることで緩みがないようにするという意味での「締める」もあります。これは自分自身の価値判断を引き締めて行動するという意味に転ずることができます。
クローズの「閉める」もあります。ドアを閉める、鍵を閉めるの「閉める」です。これには自分の中にぎゅっと閉じこもっていく、固まっていくというちょっとネガティブなイメージもありますが、HSPにとってこの「閉める」は大切な言葉です。
自分を守って、再び外界と交流するためのエネルギーを蓄えるために「閉める」ことが必要になる時があるからです。
「閉める」はSNSなどの情報をカットすることや相手の領域と自分の領域を分ける場合にも当てはまります。
HSP神経〆には、私が開発したオリジナルメソッドに含まれる様々な理論・手法そして経験が一言に集約されているのです。
HSP業界の新常識に
繊細すぎて人間関係に疲れている人に対して、神経から働きかけるアプローチは、HSP外来のクリニックでも絶大な支持を得ており、HSP業界での新常識となりつつあります。
HSP外来やHSPカウンセリングに来るクライアントは、HSP神経〆によって、薬物療法などでは得られない「本当のゆるみ」「本当の落ち着き」を取り戻すきっかけを与えられています。